2012年07月04日
ソーシャルメディアマーケティング事業を手がけるアライドアーキテクツ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:中村壮秀、以下アライドアーキテクツ)は、運営ブログ「ソーシャルメディアマーケティングラボ」(以下SMMラボ)において、Facebookユーザーによる企業Facebookページの利用実態に関するアンケート調査を実施いたしました。
◆SMMラボ:【アンケート調査結果大公開!】ユーザーは企業のFBページをどう見ている?
~第2回Facebookユーザーの企業・ブランドFacebookページ利用実態調査~
http://smmlab.aainc.co.jp/?p=9341
近年、国内におけるFacebookユーザーの急激な増加に伴い、Facebookを活用した企業のマーケティング施策への関心が高まっており、SMMラボでもこれらの話題は特に読者の注目度の高い記事となっています。
このような背景を踏まえ、今回は、国内のFacebookユーザーが実際に企業のFacebookページをどのように利用しているのか、またそれによって企業への好意度や購買意欲に変化はあったのか、といった「Facebookページ利用実態」について、Facebookユーザーの男女2,385人を対象に調査を行いました。
企業のFacebookページに「いいね!」を押した理由について、39%の人が「割引情報やキャンペーン情報を受け取りたいから」と回答しました。これは、次いで回答者数の多かった「すでにその企業やブランドを利用したことがあるから」(22%)という回答を大きく上回っており、Facebookページに「いいね!」を押すユーザーは、以前からその企業のファンだった人のみならず、企業から発信される"お得な情報"を期待してアクセスした人も多くの割合を占めていることが分かります。これは、昨今、Facebookを利用してキャンペーン等を行う企業が増加していることも背景にあると想定されます。
Facebookページへの投稿に関しては、25%の人が「お得なお知らせがあって嬉しい」、21%が「最新情報が知られて嬉しい」といったように好意的に捉えている一方で、60%の人が「Facebookページからの投稿が不要と感じた経験がある」と答えています。その理由としては、「内容が宣伝ばかりでつまらない」(26%)、「投稿頻度が多すぎる」(22%)など、投稿内容や頻度に関する回答の割合が高く、"お得な情報"と"商品(サービス)の宣伝"のバランスによっては、ファンから「不要なもの」として受け取られてしまう可能性があると考えられます。
また、不要と感じた場合、34%のユーザーが実際に「いいね!」を取り消すと答えています。
Facebookページからどのような情報が欲しいかという質問に対しては、「割引やキャンペーンに関する情報」(35%)が最も多く、次いで「新商品・新サービスに関する情報」(29%)、「ファン限定の情報」(20%)と続き、「いいね!」を押したからこそ得られる付加価値のある情報を求めるユーザーの割合が高いことが分かります。
また、88%のユーザーが、これまでに「いいね!」を押したFacebookページのうち、その企業の商品を購入したいと感じているページが1つ以上あると回答、さらに76%のユーザーは、「いいね!」を押したあとで実際に商品を購入したことがあるページが1つ以上あると回答しています。
Facebookページを「実際の購買につながるマーケティングツール」として機能させるためには、"宣伝"ばかりではなく、ユーザーにとってメリットのある"お得な情報"を提供し、"好まれるFacebookページ"を作り上げることが重要であると考えられます。
アライドアーキテクツでは今後も、SMMラボにおいてソーシャルメディアマーケティングに関する最新の情報およびデータの収集・発信を行い、国内におけるソーシャルメディアマーケティング市場の発展に寄与してまいります。
<第2回Facebookユーザーの企業・ブランドFacebookページ利用実態調査 実施概要>
調査期間 | 2012年5月28日~6月3日 |
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調査対象 | Facebookのアカウント登録をしている方 |
対象者条件 | アンケートの回答にはFacebookアプリ「モニプラ」のインストールが必要 |
有効回答数 | 2,385名 |
調査主体 | アライドアーキテクツ株式会社 |
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